非本質的弁理士試験受験術BLOG(ブログ)

「非本質の中にある本質」と「本質の中にある非本質」をテーマに平成22年4月登録の新米弁理士(負け組)が、弁理士試験についてバカバカしくて誰も言わないことについて語ります。

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足りないものと行き過ぎたものと - 口述練習会の試験官を体験して -

口述試験受験生の皆様、追い込みは進んでいますか?
三連休の末日、急に寒くなりましたが御身体は大丈夫でしょうか?

先週、とある会派の練習会に試験官役で参加しました。
本日は、その際に気づいたことを書かせていただきます。

何より印象的だったことは、私の受験時(平成21年度)よりも、
「条文通りに答えようと言う姿勢が徹底されている」と言う事です。
落ちない口述試験だったときは、多少の粗には目をつぶってもらえたようですが、
数年前から「条文に則してお答え下さい」といわれて、撃沈するケースが続出。
受験生も其処に合わせてトレーニングしてきている事がひしひしと感じられましたし、
条文暗唱の正確さのレベルは確実に上がっていると感じました。
(条文暗唱の正確さの意味と意義は、おいておきます)
とはいえ、正確な暗唱と言うのは、非常に困難です。
試験官役同士で顔を見合わせて「ここOKにしますか?」と相談する事も頻繁にありました。
本番では、そこで許さない試験官だったら、やはり突破は厳しいです。
ぎりぎりまで正確さを向上させる必要があることは間違いないようです。

しかし、この「暗唱偏重」の風潮が弊害を生んでしまっていることにも気づかされました。
(それは、暗唱が大切と言い続けてきた本ブログのようなもののにも問題があったかとは思います)
第一に、"一気に正確に答えなきゃ!"と焦ってしまい、
言わなくて良い事を間違って言ってしまい、墓穴を掘る人。
結構います。
「この件については、どんな要件がありますか?」
と聞かれて複数の要件がある場合は、
全て言わずに「まず、○○です」
で止めてしまえば良いと思います。
全部、答えて欲しかったら質問で、「全部挙げてください」とか、
一つ言ったところで「他にありませんか?」
といわれると思います。
キレ気味に「他にあるでしょう?」と言われたら、
「失礼しました。○○です。XXです。」と続ければ良いのでは無いでしょうか?

また、審査基準の具体例などまで手が回らない人もいらっしゃいました。
(商標担当だったので非常に気になりました)
これはこれで、危険です。
「具体例を挙げてください」といった質問で、審査基準や青本が出典だった場合、
その場で思いついたものだと正解と判断してもらえるかどうかは試験官のレベル次第になります。
試験官のレベルに合否を依存させないためにも、審査基準や青本も疎かには出来ません。

何より気になったのが「このようなクライアントの相談に対して、どのようなたいさくがありますか?」といった"項目列挙型"の設問です。
驚くほど予定している回答が出てきませんでした。
やはり、口述マターに目がいってしまい、論文の項目列挙の視点が飛んでしまっているのだと思います。
このような質問は論文の構成の際に挙げる項目と変わりません。
にも係わらず、このような項目が挙がらないことに対して試験官が「最近の受験生は、レベルが下がった」等といっている気がします。
多分、”口述に特化して答えなければ!”と入れ込まなければ、
普通に出てくると思います。
このような質問には、気持ちを切り替えて答えて「論文の項目列挙と同じだ!」と考えて答えてもらえれば突破できると思います。

口述試験までたどり着けたのは、皆さんの努力の賜物です。
そこに自信を持ちながらも、更なる正確さを上積みして合格を勝ち取っていただきたいと思います。

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しかし、受験生の方に会えば会うほど、この口述試験の「業の深さ」を感じます。
この不公正な合格基準の試験で振り回されることと中途半端な公平性を導入するための「正確な暗唱」という無茶の要求が明らかに弊害を生んでいるように思われて仕方がありません。
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MORE!MORE!​MORE! -[同友会]口述練習​会-

残暑が厳しい折ですが、皆様、如何お過ごしでしょうか?
本ブログの更新も間遠になっており、申し訳なく思っております。
(それほど、読んでいただけているかは、謎ですが・・・)

本日、弁理士同友会(弁理士会の会派というものの一つです)より、
「口述練習会周知のお願い」というメールが私(会派は無所属)のところに来ました。
折角なので、ちゃんと本ブログに乗せて、拡散させて頂きます。
[弁理士同友会]口述試験受験者向け口述練習会

料金は、一回3000円。
試験官役を行ったことがある人に御話を聴いた事がありますが、試験官を勤められる方の中には、
かなりの情熱をもって練習会に参加されている方もいらっしゃいます。
そのような点から考えても、お値段以上にお得だと思います。

口述試験は、慣れが大切ですし、アウトプットの練習量も効いてきます。
慣れようと練習会に参加しまくれば、お金がどんどん飛んでいきます。
(私の受験のときですら、10万円近くかかりました)
身の回りに、格安やタダで試験官役を頼める弁理士がいない人は、
是非ともこのような会派の練習会を活用してみては如何でしょう?
(当然、インプットを今の時期にみっちりやることは言うまでもありません)

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「会派って、なんじゃらほい?」という方もいらっしゃることでしょう。
会派というのは、弁理士会の役員や委員の選出にかかわる団体です。
(この説明の行間を読んで、どんな団体かわかってくださいな)
詳しく知りたい方やピンと来なかった方は、解説されているブログなどもあるので「弁理士 会派」などでググって下さい。


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Don't think. Feel and Move!!! - なかなか口述試験対策に踏み出せない人のために -

口述試験の勉強がなかなか軌道に乗らない人は少なくないでしょう。
一つの原因として、「どんな試験か実感がわかない」という事があるのかと思います。
これまでの人生の中で、
口答試験というものを受験した事のある人は決して多くないため、
仕方ないところもあるでしょう。

この特赦な試験を少しでも実感するための手段としては、
手っ取り早いのは、予備校の口座を受験する事です。
以前と違って、口述試験が激化した今、論文試験の合格発表前の段階でも、
迷うくらいに口述対策講座が開講されています。
LEC 口述試験対策講座のご案内
TAC 口述試験対策
代々木塾 H24口述ゼミ・平成24年度口述試験用
アイピーネットワーク 口述試験対策


予備校に、いきなり行くというのをためらるひともいらっしゃるかも知れません。
(個人的には、ためらっている場合じゃないと思うのですが)
そういった人は、過去の受験者のブログで、
あの悲惨な試験の一端を垣間見るのも、自分を追い込む上で大切です。
再現サイトをまとめられているブログもあるようです。
ネットでみられる弁理士試験・口述試験の再現

何故か本ブログも取り上げられていました。
読んで、感じて、動き出してください。

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分析はプロに任せる - 口述の条文再現の優先順位 -

梅雨明けしたら、いきなりの猛暑。
皆様、体調は大丈夫ですか?
特に今週末の選択試験がある人は御注意下さい。

と言っておきながら、口述試験の話です。
口述試験には、「条文を正確に再現してください」といわれる、
何ともアホらしい、
もとい、条文の正確な理解を試すプロフェッショナルの資質を試す素晴らしい、
本当に素晴らしい、素晴らしすぎて常軌を逸した出題形式があります。


受験生の頃、私も途方にくれました。
無理だと思いました。
今でも、無理だと思います。
けど、出来る限りやるしかありません。
ベストを尽くすしかないと言うのが本音です。

その際に、問題になるのが暗記の優先順位です。
膨大な条文、何処から覚えればいいのやら?

自分で分析していたら、それだけで一仕事です。
こまったものだと思っていたら、
代々木塾の塾長のBLOGで最近、例題としてピックアップされています。
堤卓の弁理士試験情報

これは、便利だと思います。
何処から手をつけていいのか分からない人は、
分析は受験産業のプロに任せて、自分は暗記に注力すべきだと思います。

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しかし、日々、社内でやっている明細書の作成も、
もっと外部のプロに任せたほうが効率的かも?と日々思っています。
(お前も弁理士なんだから、もっと書け!というツッコミは、もっともですが・・・)

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実利を求めてどうするの? - 口述対策のその後 -

4万6千日、お暑い盛りでございます(八代目 桂文楽風)

選択試験を免除された皆さん。
口述対策は、如何でしょう?
本格化して、一週間。
まじめにやった人ほど、嫌気がさし始めていることかと存じます。
何が辛いといっても、
あの無味乾燥な文言の精確な暗記。
条文のワード、判例のキーワード。
正確に言えるまで、繰り返し、繰り返し、繰り返し。

このようなトレーニングに何の意味があるのか?
思われると思います。
実際、文言暗記に、弁理士になった後に、
どれほどの意味があるのかという意見もあるように聞いております。

しかし、私が、弁理士になって、知財の仕事を始めて2年ほどの中で、
一番役立ったのが、この「正確な文言が使えるトレーニングを経た事」なんです。

私は、企業内の弁理士なので、発明者と話す機会や、
契約の交渉に立つ機会が少なくありません。
そんなときに、知財用語の言い間違いや、
場違いな用語なんか使ったら周囲の白い目は半端じゃないです。
実際、実務経験バリバリのベテランが、
座を白けさせる位の言い間違いをされた事があります。
用語の意味にうるさい業界。それは、厳しいものです・
OJTオンリー知財部員の人の中には(自主規制)

私は、企業内の弁理士は、
「社外法務プロフェッショナルと社内技術プロフェッショナルとの通訳」
という側面があると思っています。
通訳に正確な文言の理解は不可欠です。
私が、何とか生き残れているのも、
あの厳しい口述の勉強をしたからだと常に痛感しています。

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まぁ、生き残れるかとまともな給料をもらえるかは、別のお話なので、
そこは勘弁してください。

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